山羊男の資産運用日記―自由になりたい―

2020年3月からマレーシアに移住。マレーシアでの日々の様子や投資状況や資産運用関連の記録、海外一人旅の旅行記、お仕事、転職ネタについて書いています。

2018年11月

Youtube Premium/Music Premiumを使った正直な感想~あまりいらない~

Youtubeが有料サービスのYoutube Premiumを始めました。
月会費はiOSとそれ以外で異なっていて、iOS版は1,550円。高い。。。。
広告なし!
オフライン再生可能!
Music定額配信サービスあり!
バックグラウンド再生機能!
オリジナル作品もある!



こんなことが強みです。
3か月無料だったので、物は試し、さっそく登録してみました。

正直、、、微妙です。
まず広告なし機能ですが、自分はほとんど広告が気にならない派(むしろ新しいアプリの宣伝や世の中の流れを知るために広告は見たい)なので、むしろ広告あってもいい。

バックグラウンド再生は音楽を聴く場合はいいですよ。ただ、全然関係ない犬の動画やお笑いの動画見てて、アプリだけ切り替えてもバックグラウンド再生される点はいただけない。Pauseボタンをいちいち押すのが地味にめんどくさい。

Music定額配信は、Spotify入っているので、あってもなくてもどっちでもいい。ミュージックビデオが見れるのはいいのかもしれないけれど、それなら広告我慢したら有料会員ならなくても見れるし、メリットあんまり感じない。

オフライン機能は素敵な機能かな、と思います。
お気に入りの犬の動画とかミュージックビデオをダウンロードしてネット環境ないところでもどこでも見れる。ただ、1500円は高い。

オリジナル作品は、アプリのUI設計が悪いのかどこに表示されるのかまったくわかりません。
オリジナル作品はどこに、どれくらいあるの?全然わかんない!
NetflixやHulu、アマゾンプライムに勝ちたいなら、オリジナル作品の数、クオリティ、配信している映画の数やタイトルをもっと宣伝するべき。
Youtuberで有料会員に持ち込むのは魅力不足じゃないでしょうか。

【Hulu】今なら2週間無料トライアル実施中

youtubeプレミアムスタートにぶつけるかのようにamazon musicがキャンペーンも始めています。


というわけで、現状のYoutube Premiumだと無料3か月期間終わったら、迷うことなく解約します。
サービス改善を期待しています。




セブン&アイ・ホールディングスから株主配当が振り込まれました。

11月中旬から株主配当の振り込みがちょっとずつ始まりました。
カブドットコム証券でプチ株で少額(安いのだと1万円程度)で1-10株を所有しているものが多いため、振込額は本当に少額のものも多いですが、塵も積もればなんとやらで合計したら5000円は越えてくるので、半期に一度支給されるちょっとしたボーナス感覚で楽しみにしています。

先週はセブン&アイ・ホールディングスから株主配当が振り込まれました。
配当金額は427円(9株所有/1株につき47.5円)、税を差し引くと342円です。

決算発表会の資料を見ると、営業利益は6期連続最高益を更新したよう。
他の小売店と同じくデジタル戦略に力を入れていく(セブンイレブンもアプリをリリースしてポイント貯まるのは便利。)、セブンプレミアムをさらに拡充していく戦略って印象を受けました。
セブンイレブン毎日行くし、長期保有したい銘柄です。

11月・12月の配当金合計は今のところ下記のとおり。

342円(セブン&アイ)
192円(ファーストリテイリング)

合計:534円

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全部で合計どれくらい行くか楽しみ!



つみたてNISAの運用状況(2018年11月18日現在)-あいかわらずマイナス―

アメリカの中間選挙が終わり、株価も落ち着き、NYダウが上昇傾向になるかと思っていたら、そうでもなく500ドル下落する日もあり、つられて日経平均も大幅下落の日もあり、かといって逆に大幅高の日もあり、あいからず株価は読めません。
だからこそ、投資信託でコツコツ積み立て、分散投資することが一般人には小さくも着実に儲けるコツと信じ、続けているわけですが。

というわけで本日付のつみたてNISA運用状況です。

運用資金:330,300円
評価額 :325,467円
損益  :-4,843円


マイナスが前回のマイナス10,000円からは小さくなりました。
楽天・全米株式インデックスファンド(バンガード)が+1,132円(+1.25%)
楽天・全世界株式インデックスファンド(バンガード)は-2,954円(-1.55%)

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先進国・全米株式系のインデックスファンドはプラスに転じてきました。
反して、新興国株式インデックスファンド(eMaxisとバンガード)は相変わらずマイナス。

この半年、新興国株式インデックスファンドは冴えないです。
去年は新興国系が大きく+だったのになー。


もうすぐ年末。
年の瀬に向けて株式はどう動くか、楽しみです。

マンガでわかる人工知能(藤木俊明氏著)を読んだ感想

「マンガでわかる人工知能」を読んだ感想です。
図書館でなんとなく手に取った本でしたが、人工知能のことをマンガ形式で大変わかりやすく解説した良書でした。




人工知能ってなんか怖い!仕事奪われそう!
機械学習って何?AIとどう違うの?
意味わかんない!でもなんか怖い!

そう思っている人には大変おススメしたい一冊です。
今の時点だと人工知能に仕事奪われる心配はないんだーと安心できます。
結局、今の人工知能は単純な作業をすごいスピードで24時間休まず膨大な量をこなせるってことが強みであって、人間のようにあっちこっちに飛ぶ雑談はできない。従って、あっちとこっちのアイデアを結びつけて、世界を変える発明をすることもできない。
もちろん単純作業は機械や人工知能に置き換えられていくんだろうけど、クリエイティブなことはやっぱり人間じゃないとできないんですよ、ってことをマンガ形式でわかりやすく解説しています。

例えば、今は採用の書類選考を人工知能にやってもらおう、という取り組みをしている企業も出てきました。
この取り組みだって、「判断するためにどこに注目すればよいか」(特徴量)は人間が設定する必要があります。まったくゼロの状態からAIが勝手にするわけじゃないんです。


めんどくさいことを機械がやってくれる世の中になる。
確かに単純作業の仕事は奪われるのかもしれないけれど、人間じゃなきゃできない仕事がまだまだほとんど。
納税で高級和牛を!さとふる

夢みたいな技術の人工知能を現実的な視点で解説している素晴らしい1冊でした。
これ読んで、AIの基礎知識わかっているだけど、会社では一目置かれそう。




「シリコンバレー式最高のイノベーション」を読んだ感想

久々に本を読んだ感想を書きます。
読んだ本は「シリコンバレー式最高のイノベーション」(スティーブン・S・ホフマン著)



シリコンバレーでスタートアップをいくつか経験した後に、起業家を支援するファウンダーズ・スペース社の代表をしている方が書いた一冊。

イノベーションを起こすための自己啓発書のような内容かなーと思っていたら、どういったタイプのメンバーが必要か(ハスラー、ハッカー、ヒップスター、ホットショット)などかなり実践的な内容を書いています。
自分は人材業界で営業をやっていますが、IT企業やIT部門での各職種の役割を理解する意味でも大変役に立ったことは意外な収穫でした。
正直、ITわかる人ひとり採用したら、企画からアプリ開発・リリース・宣伝までぜんぶできるんじゃないの?くらいに軽く考えていましたが、よくよく考えたらそんなスーパーマンいるわけがないですね。だからこそチームメンバーで協力しあいアイディアを出し合うことの大切さを書いています。
(一人でイノベーションを実現した起業家はいない、と書いていました。)

印象に残ったのは、理想的なイノベーションチームには4つの人タイプの人材が少なくとも必要なこと。
①ハスラー/企業のビジョンとプロダクトを世界に売り込む人(CEO)
②ハッカー/最新のテクノロジーとビジョンを結びつけることができる人(CTO)
③ヒップスター/クリエイティブリーダー(どんなサービスもデザインが最悪だとダメになる)
④ホットショット/高度に専門的な何かにチャレンジする場合に必要な専門家(遺伝子情報や宇宙や重力の専門家など)


また、大企業でイノベーションが起きにくい理由も詳しく書いていました。
人間はもともと保守的な動物で、大企業は安定志向の人が集まっているから、スピード感もなくリスクもとらないし、冷静に考えたら、イノベーションとは相性悪いんだと腑に落ちて理解。
誰だって目の前の売り上げ達成とイノベーションを両方目指せと言われたら、目の前の売り上げ達成を選びます。(だって、目の前の売り上げ達成が評価や出世に直結するから)


印象に残ったことを最後にまとめると、
リサーチをしっかりすること
スピードを意識すること
ビジネス書ばっかり読まずいろんなことにチャレンジしてみること(アイデアがどこに転がっているのかわからない!)
あたりはひとつでいいこと(会社を大化けするようなあたりが一つ出ればいい)




IT業界でいかにスタートアップの成功企業が誕生したのか、イノベーションを起こすには何が必要か、そのためにいかに日々を過ごすかを大変わかりやすく書いた良書でした。
すごくおすすめです。